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王手 (中公文庫)
本, 升田 幸三
によって 升田 幸三
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内容(「BOOK」データベースより)「私の場合は、将棋指しだから、すべてものごとを、将棋をとおして、みる。人事百般を、盤上の形勢におきかえてみるわけだ」―人生の達人でもあった不世出の棋士・升田幸三が、鋭い観察眼と歯に衣着せぬ語り口で、人事百般を斬る。ここ一番の勝負哲学と珠玉の人生哲学がちりばめられた痛快な大放談。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)升田/幸三 大正7年、広島生まれ。十四歳で家を出、木見金治郎名人に入門する。昭和27年、木村義雄名人を破り王将位獲得。昭和31年には大山康晴名人に対し「名人に香車を引いて勝つ」という将棋史上空前絶後の記録を残す。昭和32年、名人位を獲得し、史上初の三冠達成。ライバル大山との数々の名勝負をとおして「大山升田時代」と呼ばれる一時代を築く一方で、「新手一生」を掲げ常識を覆す独創的な新定跡を次々と創作していった。平成3年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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升田には腹の底からこみ上げてくるような笑いのユーモアがある。凡から出て凡をいっぺん逸脱して再び凡に還るところがいいといっている。溢れる才能と執念の人。大山と同じく将棋は技術でなく人の成熟にありという哲学の人である。コンピュータソフトについては、過去でなく流転が真理という確信から評価が低いが最近のソフトは過去の積分により対抗し十分な脅威となっている。そして、軌を同じくするように最近の将棋界は4・5段クラスの学校秀才型が幅を利かしてきつつある。2010年8月16日の竜王戦挑戦者決定戦第一局羽生名人対久保二冠の対戦で実に興味深いことが起こった。羽生の次の一手は控室で検討(4・5段クラス)されていない手(予想外)が頻出した。そして、徐々に久保二冠は働きのない駒ばかりになっていった。一方、羽生名人の王は次第に相手の攻駒から遠ざかっていく。これは、羽生名人の構想力がそうさせたというべきであろう。(技術でなく戦略。技術でなく人)実に値打ちのある対局であった。
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